【中小企業DX】AppSheetで実現する業務改善

Google クラウドからエクセル地獄に垂れる蜘蛛の糸こと AppSheet の実力

1. エクセル地獄で苦しんでいますか？

日々の業務でエクセル地獄に陥っていませんか？

複雑な関数、膨大なデータ、頻繁な更新…。エクセルファイルが増殖し、コピペコピペコピペの資料作成で四苦八苦。

そして、ついには「どれが最新版だっけ？」という混乱に陥る。まさにエクセル地獄です。

このエクセル地獄から脱出する方法、それが、Google 提供のノーコードツール AppSheet です。

2. AppSheet は、エクセル地獄からの解放の鍵！

AppSheet は、エクセル地獄に苦しむ企業に、天から垂れる蜘蛛の糸のような救いをもたらします。

• 複雑なエクセルの罠 → シンプルで直感的なアプリによる解放 エクセルの複雑な関数や膨大なシートの海から解放され、誰でも簡単に使えるカスタムアプリで業務を効率化します。

• バージョン管理の混沌 → リアルタイムに情報共有できるクラウドの恩恵 「これって最新版？」という悪夢から解放されます。常に最新のデータにアクセスでき、バージョン管理の苦痛から解放されます。

• エクセルマスターへの依存 → 誰でも使えるシンプルなシステム 特定のエクセル達人にしか操作できない複雑なファイルから脱却し、誰もが直感的に操作できるシステムへ進化します。

• デスクトップ縛り → スマホで完結するモバイルファーストの世界 重たいエクセルファイルをデスクトップでしか開けない制約から解放され、スマートフォン一つで業務が完結。エクセル地獄からの完全な解放を実現します。

Excel から AppSheet へ：ノーコードで業務アプリを爆速作成！

AppSheet は、Excel ファイルを簡単にアプリに変身させる「ノーコード」開発プラットフォームです。プログラミングの知識がなくても、使い慣れた Excel データを基に、効率的な業務用アプリを作成できます。

この記事では、AppSheet を使って業務用 Excel ファイルをアプリ化するメリットや手順を分かりやすく解説していきます。

AppSheet の利用料金：

• 開発・テスト段階：10 人までは無料で利用可能
• Google Workspace ユーザー：AppSheet のコアプランを追加コストなしで利用可能
• その他のプラン：ユーザー数や機能に応じて料金が異なるため、公式サイトで確認することをおすすめします

AppSheet で Excel ファイルがアプリに生まれ変わる！

AppSheet を使えば、以下のような Excel ファイルを簡単にアプリ化できます。

• 営業日報：外出先からでもリアルタイムで報告可能
• 顧客管理リスト：顧客情報を瞬時に検索・更新
• 在庫管理表：バーコードスキャンで在庫をすぐに更新
• 稟議申請書：スマートフォンから申請・承認が可能

AppSheet が選ばれる３つの理由

1. 開発コストの大幅削減！

   • プログラミング不要！ 直感的な操作で誰でも簡単にアプリ開発が可能になります。
   • 開発期間を大幅に短縮できるため、開発コストの大幅削減に繋がります。

2. 業務効率化の促進！

   • 作成したアプリはスマホやタブレットで利用可能！ いつでもどこでも業務ができます。
   • データ入力や更新がリアルタイムに共有されるため、チーム全体の業務効率化に貢献します。

3. 堅牢なセキュリティ！

   • Google アカウントと連携したアクセス管理で、重要なビジネスデータを守ります。
   • データはクラウド上に保存されるため、紛失や故障のリスクを軽減します。

AppSheet でアプリを作成する手順

AppSheet を使ったアプリ作成の簡単な手順を説明します。

1. 準備

• Google アカウントを作成します。
• アプリ化したい Excel ファイルを準備します。

2. アプリの作成

1. Google スプレッドシートで既存の Excel を開きます。

2. データ構造を最適化します：不要な領域を削除し、表を A1 セルから始めるようにします。

3. 拡張機能から AppSheet を選択し、「アプリを作成」をクリックします。

4. 基本的なアプリの雛形が自動生成されます。

3. アプリのカスタマイズ

1. データ構造の確認と修正：データ設定アイコンから、AppSheet が正しくデータを認識しているか確認します。ここのデータ設定が基本になります。Name にスプレッドシートの列名、TYPE に列データの種類が入ります。AppSheet が推測してある程度正しく入力されているかと思います。Number は数字、Text は文字が入ります。Phone は電話番号であったりわかりやすいものもありますが、その他はおいおい勉強しましょう。
2. ここで必要に応じて、追加の Excel シートを読み込みます。様々なデータソースを選べますが、準備したスプレッドシートのシートを選択してください。
3. リレーションシップの設定：シート間の関係性を定義します。複数のシートをデータソースとして登録した場合、関係性を設定します。要になってきますので重要です。詳細は別のエントリーで説明したいと思います。
4. UI 設計：VIEW アイコンからリストやフォームなど、データの表示方法をカスタマイズします。ここでは VIEW タイプで Map を選択しているため右のプレビューに地図が表示しています。その他、エクセルの表示に近い Table などがあります。
5. 機能追加：Action アイコンや Automation アイコンからデータの入力、編集、検索などの機能を実装します。メールやチャットなどを条件に応じて自動的に発信したり、pdf で請求書などの帳票を作成したり、gas(Google App Script)を使って高度な自動化を行ったりできます。

簡単とはいえ、実際の業務にフィットしたアプリにしようと思うと手間がかかり、慣れや知識が必要になってきます。エクセルと同様に関数も多数あります。 まずはシンプルなアプリを作って色々触ってみてください。便利な自動化機能もありますが、慣れた後で良いのではないでしょうか。

4. アプリのテストと公開

1. プレビュー(右にスマートフォンでの表示を確認できます)でアプリの動作やデザインを確認します。
2. スマートフォンやタブレットに AppSheet アプリをインストールしておくと、そこから作成したアプリを利用できます。

AppSheet は 10 人までの利用は無料になっています。 試しにひとつエクセルからアプリを作成、共有してその効果を感じてください。もしかしたらあまりの効果に、別のエクセルを AppSheet にしているかもしれません。

次のステップ：

1. 無料枠を活用して、最初の AppSheet アプリを作成してみましょう。
2. チームで共有し、その効果を実感してください。
3. さらなる活用方法や導入支援が必要な場合は、ぜひ弊社の無料オンライン相談をご利用ください。

まとめ

今回はざっくりとした Excel から AppSheet のアプリを作成する方法を説明しました。 AppSheet は、Excel からの脱却と業務効率化を実現する強力なツールです。

専門知識がなくても、短期間で効果的な業務用アプリを作成できます。まずは小規模なプロジェクトから始めて、AppSheet の可能性を体験してみましょう。

大量のエクセルにお困りの場合、大規模な導入や社員教育が必要な場合は、弊社の伴走開発プランをご検討ください。

月額固定で伴走して AppSheet 化を進める伴走開発プランもございます。まずは、オンライン無料相談にお問い合わせください。業務フローの見直しからお付き合いします。

ノーコード DX サービス

GoogleWorkspace には AppSheet のコアプランが付属しています

GoogleWorkspace のプロモーションコードもご利用ください。初年度 10%off になります。 無料でも使用できる AppSheet ですが、コアプランではチャットでのメンバー間共有など、より強力な機能を利用することができます。 GoogleWorkspace の導入についても、当社にご相談ください。

GoogleWorkspace プラン名	プロモーションコード
Business Starter	TAXWNPKKVVEPVQ9
Business Standard	3CNKJFFURY6CXMA